『 今宵より癌とも遊ぶ虫の声 』回想闘病記z6r3101tp260 [余命]
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★ 回想闘病記z6r3101tp26
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今宵より癌とも遊ぶ虫の声
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残暑も厳しいですけれど、虫の声も虫時雨と呼べるほどに切なくなってきましたね。も
う、時は、あっという間に過ぎ去ってしまうのですね。虫さんたちはその過ぎ去る時の早
さをよく知っているんでしょうね・・・。
老仁はうっかり無常迅速を忘れていました。
永遠の19歳を生きていると思いこんできましたからね。
けれど、やっぱり、もう、永遠の19歳を貫くしかありませんよね。
今宵より癌とも遊ぶ虫の声 仁
命に学び命に帰る
★★★ 『 今宵より癌とも遊ぶ虫の声 』 よりの【 転載 】です。 ★★★
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★ 回想闘病記z6r3102tp26
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紺碧の虚空瑕なし酔芙蓉
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9月に入り、虫の声もひとしお切なくなりました。
人生はもう12月くらいの位置に来ていますけれど、雪虫の鳴く声さえ聞こえてきそうです。長い人生を生きてきたものだとつくづく驚いてしまいます。こんなはずではなかったと思うことばかりですけれど、それなりに生きてきたことに感謝したいと思います。
そして、まだ、今しばらく、生かされていくようです。
天の恵み、人の恵みで、小さな、小さな癌を発見してもらいました。前立腺にある癌で、早期発見、小さな小さな癌なので、命には別状ないようです。発見の予知をくださった古賀先生、発見してくださった内藤先生に感謝します。
存えていく一日一日に感謝と祈りを忘れず生きていこうと思います。
そんな凡仁の日常と心を俳句で表現していこうと試みてみました。
ただ素直に、ただ淡々と生きていきたいと願っています。
紺碧の虚空瑕なし酔芙蓉 仁
心の傷も即空の花
★★★ 『 今宵より癌とも遊ぶ虫の声 』 よりの【 転載 】です。 ★★★
そしてr16年に、脳梗塞に見舞われて、早期発見により、運よく生き存えました。
親からも周りからも、いつ死んでもおかしくないと思われていた虚弱児童が、古稀も過ぎ、予命定かならずも、すこし体調も回復し、近場のドライブも馴らしてきたので、思いきって、10月には、良寛さんの新潟までキャンプのドライブをしてみようと企画しました。無事希望が実現したら、自信復権、四季を通して心のままにドライブ行脚したいと念じています。
再発を心配して、独りドライブを認めてくれなかった連れ添いさんも、最近では、自分も同伴して、九州管内はドライブも楽しむようになっていました。それまではツアーですませていましたけれど・・・
できるうちに、行きたい所、行っておこう! というのが、スローライフながら、余命の楽しみです。せめて3年、ドライブ行脚できれば悔いはないのでしょうけれど・・・
酒代のつけもなけれど散る紅葉 仁
老いてはじめる気まぐれ行脚
> この秋は何で年よる雲に鳥 芭蕉
芭蕉さんの驚きは深いですね。死の実感でしょうか・・・
今までと同じ気持ちで、西国への旅を目論んで、楽しみにしていたが、伊賀、奈良と歩いて来たけれど、どうもいつもと違う。
なんだこの秋は!ただ寒いだけだ。もうわたしを人生の旅へ誘ってはくれないのか・・・老ももう人生の味わいではなく、終わりなのか。いつの間にか、ここまで年をとってしまっていたのだなぁ。まだ、終わりたくないよ・・・
ああ、雲は流れていくよ。
鳥は帰っていくよ。
ああ、もう、わたしが帰ってくることはないのか・・・
まだ旅をあそべる与生秋深む 仁
ひとひ一日の雫呑み干せ
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★★★ 遊行俳句で交心y10z012101『 大寒の宵も変わらず楽土かな 』 へどうぞ!!! ★★★
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